2010年01月06日
善人と普通人と悪人の差@心中は紙一重の気も
大変遅いご挨拶となり恐縮ですが、新年明けましておめでとうございます。
今年も、ただの「今日は何処に行きました。疲れました。ありがとうございました。」的な
単なる日記のようなブログではなく、ペースは落ちるかもしれませんが、自分の思いや葛藤や
意見、そして時には下らないネタも綴っていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

2010年も不況に負けずに走り続けるぞ~♪
それはそうと、今日はAさんと今年度の営業力強化に向けて、飛び込み営業で使う営業ツールの
打ち合わせを予定していました。が、時間になってもAさんが中々現れなかったので「何かあっただ
かしん?」と心配ていると、そのAさんから「財布を拾ったので少し遅れる」と連絡がありました。
その財布には現金も入っていたそうですがAさんはきちんと交番に届け出て、
その後、幸いにも持ち主も見つかったようでした。さすがAさん素敵です(^_^;)!
財布を拾ったら届け出る!
これって当たり前といえば当たり前ですが、
最近、当たり前に正しく生きるって、実は凄く難しいことだなって思います。
僕も、年末に某ホームセンターに買い物に行った際に、清算を済ませ店外に出て車に商品を乗せてい
る時に、レジを打ち忘れている商品(約1500円の品)があることに気付きました。レジを打たなかっ
たのは店員の責任だし、また100mも歩いてレジまで戻るのも面倒だし、戻ってもレジは大行列し
てるかから再清算に時間がかかりそうだし…と、そう何かと理由を付けて、そのまま帰ってしまおう
と何度も思いましたが、昔、元気が出るテレビに出ていたエンペラー吉田がよく言ってた「偉くなく
とも正しく生きる」という言葉をふと思い出し、元のレジに戻り代金を支払いました(^_^;)
また、お正月にも、和菓子屋で同じようなことがあり車に戻ってからレジの打ち忘れに気付きました。
また、悪魔の囁きに負けそうになりましたが、それは年賀の品だったので「汚い手段で手に入れた物
を人に差し上げるのは失礼」という嫁さんの意見に促され代金を支払って帰りました。
でも、そのミスをした店員が上司から、どん叱られていたので、僕らが正直に申告しなければ
この店員さんがどん叱られることもなかったと、少し複雑な気分にもなりました。。。
世の中には真に正しく生きている人も、普通の人も、悪いことをしでかす輩もいますが、
実は3者の差ってそんなになくって、善人と悪人の心中なんてまさに紙一重だと思うのです。
ただ、思った通り実際に行動に移すか!躊躇するか!それだけの差なのです。
まあ、今の世の中は利己主義が蔓延し“自分さえ良ければそれでいい”的な風潮を生活のあらゆる
場面で多く感じます。そんな風潮に嫌気が差している自分も、実は利己主義者と殆ど変わらないだと
思います。
お正月そうそうですが、真に迷い無く正しく生きるということは本当に難しいことで、
今の自分では到底無理だと感じている僕なのでした。
2008年12月28日
なんでもないようなことの幸せ
今日は友人と会い、色々と話をしたのですが、更に実感したことがあります。
僕は、今まで、幸せだと実感することが少なかった人生でした。
欲深い人間なので、お金があれば幸せになれると思って生きてきました。
でも、最近、そう思うことは少なくなった気がします。
今の僕といえば、金持ちには程遠いどころか、節約生活に励む毎日ですが、
そんな日常でも、最近は「幸せだな~」なんて思うことが多くなりました。

寝る家があって、暖房の効いた部屋があって、1日3度の食事が摂れて、
五体満足で、両親が健在で、理解ある嫁さんがいて、授かった胎児も母体も順調で…
当たり前と思われていることが(本当は当たり前では無いのですが)、当たり前
にある生活。これが、どれほど幸せなことかを、今更ながら感じ始めています。
人間は欲望の動物であり、その欲望に終わりはありません。
無論、人類が繁栄を続けていくには、ある程度の欲望は必要ですが、過剰なまで
の欲望は、人間を、社会を、そして地球を破滅させるだけのようにも感じています。
沸騰する消費社会、使い捨て社会、拝金主義の蔓延など、
人類の欲望の果てに待ち受けているモノとは一体何なんでしょうかね…
上を目指すこと、先を目指すこと、野心を持つこと、良い生活を夢みることは人間とし
て当たり前のことですが、未だ見えぬ空の彼方のことばかりに囚われずに、今、当た
り前にある生活の有り難さ、普通で平凡なことの幸せを感じることの出来る人間にも
なりたいなと思い始めています。
なんでもないようなことが幸せだったと思う
なんでもない夜の事、二度とは戻れない夜
昔、ヒットしたTHE虎舞竜のロードの一節ですが、今になって心に響きます。
そう!幸せは、どんなに近くにあっても、それを感じることが出来なければ…
むやみに幸せを探したり、追い求めたりするよりも、
今の、ごくありふれた幸せを実感していたい!
今更ながら、そう思い始めている僕なのでした。
2008年12月24日
哀しみのハイウェイ
僕は夕暮れの高速道路を西に向かって走っていた。
車内には次々に冷たい風が吹き込み僕は凍えていた。

それが単純に外気による寒さのせいなのか、
僕の心が凍りついているせいなのか、すでにその感覚すら麻痺していた。
でも、ひどく傷付いたサンバー号は凍えた僕を乗せて、
いつもと同じように元気に走ってくれた。
用賀ICから焼津ICまで、いつも以上に軽快に走ってくれた。
もう、このサンバー号で、この道を走ることも、
仕事をすることも無いかもしれないと思うと、やけに哀しかった。
思えば、このサンバー号とは多くの苦難を共にしてきた。
楽しいことより、苦しいことの方が多かったように思う。
パワーはあったがAT車だったので燃費が悪く、
ガソリン高の時は、何度となく手放そうと考えた。
強風に煽られて何度も恐い思いもした。
でも、仕事は抜群にし易い奴だった。
いつも僕を助けてくれた。
お前だから今日を乗りきれたよ。
最後にお前の意地をみせてもらったよ。
ありがとう。
でも、今日でたぶん最後だね…
2008年11月19日
いつからだろう…?
いつからだろう…?
日常の生活の中で、ふと、そう感じることはありませんか?
い… お酒を美味しいと思い始めたのは…
つ… MT車よりAT車に乗にたいと思い始めたのは…
か… 肉より魚を好むようになったのは…
ら… ハングリー精神がなくってしまったのは…
だ… 外出するより家でゆっくりしていたいと思うようになったのは…
ろ… 遠い未来を夢見るより、明日の現実に追われるようになったのは…
う… 老後のこと、死について考え始めるようになったのは…
ふと振り返ってみると、知らず知らずのうちに、
自分の趣味思考も変わってきていると思う今日この頃。
無論、昔から全く変わらないことも多いのですが、
やはり、人は、少しずつ変わっていく生物なんですね。
そんな僕も、先日、38歳になりました。
40代も目前に迫ってきて、少し焦る気持ちもあります。
このままの感じで、ズルズルと40代に突入していくのが恐いです。
有意義な40代を過ごす為にも、ここが踏ん張り時だと思います。

話は変わりますが、誕生日に、嫁さんが苺のミルフィーユ?を作ってくれました♪
苺や生クリームが大好きなのは昔から変わらない僕なのでした(^_^;)
2008年11月14日
ブログでの発言にも注意が必要ですね
ラサール石井、ブログで「麻生批判」 バッシング受けてすぐに削除
- 11月13日J‐CASTニュース -
ラサール石井ブログ - 鉄板少年らさある -
今回の件ですが、これが一般人だったら、匿名のブログだったら、
何の問題にもならないことですが…
ラサール石井だから騒ぎになってしまいましたね。

僕も頭に血が上るような出来事や、疑問に思うニュースがあると、このブログに、
ついつい書かなくてもよいことまで書いてしまい、後になって読み返すと、「なんて
バカな事を書いてんだろう…」って凹むこと日常茶飯事です。
僕も、ほぼ実名でブログをやっているに等しいので、やはり、その記事の内容には、
それ相応の責任を持たなければいけません。
個人的な日常生活をブログに綴っている時は、記事の内容に対するプレッシャー
など殆ど感じませんが、僕はブログには日々のニュース、政治、経済、企業、商品、
地域、世間、他人、そして仕事のことなど、様々なことをブログのネタにしています。
いくら僕のブログのような何の影響力も注目度も無いブログでも、色々なネタを書い
ていると、様々なキーワードで検索に引っかかって何かの機会に目にする方もいる
だろうから、記事を投稿する際には「本当にこれで良かったのか…」と少なからずプ
レッシャーを感じます。
物事には本音と建前がありますが、実名でブログをやっていると、
なかなか本音100%では書けません。平気で書いてる人がいたら尊敬します(^_^;)
でも、建前だけで書きたくもありません。
そこで葛藤もあり、ブログを途中まで書いたけど、
やっぱり言い過ぎかなって書くのを止めて消去なんてことは日常的にあります。
でも、実名でブログをやっているからこそ、そこにリスクがあるからこそ、多くの人に
読んでもらえた時やコメントを頂いた時には充実感を感じるわけで、悪いことばかり
でもありません。
実名、匿名に関わらず、自分のブログでの発言が、誰かを傷つけてしまったり、
不快感を与える可能性があることを常に意識しておく必要があると思う僕なのでした。