島田市在住の店主が綴る日常とお客様の声。静岡県(静岡/浜松/沼津/富士)の単身引越し(引越し)専門店です。
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2008年10月23日

引越屋が生まれて始めて引越しするまでの物語:その4

今までのお話

第一話
第二話
第三話

4月以来、久々の第四話です…
少し長いですがご勘弁下さい(^_^;)

1件目に内見した、築年数が古いが、家賃が格安の物件にターゲットを絞った僕ですが、
この物件は、部屋もリフォームされず荒れているし、全体の部屋数の半分しか入居して
いない不人気物件のようでしたので、もう少し家賃交渉してみる価値がある気がしていま
した。現に、最初に電話で問い合わせただけで簡単に¥3,000下がり¥62,000に
なった経緯もあります。



そこで、契約することを前提に、ここは思い切って?キリの良い¥60,000に
してくれないか駄目元で不動産屋(オヤジさん)と交渉してみることにしました。

ただ、家賃のことも大事ですが、現状では部屋は長年放置され、ひどく荒れ果てているので、
契約後、部屋のリフォーム(原状回復)を、どこまでやってくれるのかも心配で、そこが明確で
ないと安心して契約もできません。

リフォームは、契約後に行うようですが、今までのオヤジさんの言動からして、
かなり適当な印象を受けていたので、本当に、しっかりリフォームしてくれるかも
心配でした。ですから、希望条件を電話で伝えるのではなく、僕達の希望を文章にして、
FAXで送ることにしました。その方が、後で、言った、言わないと、もめることも無いし、
良いかなと思ったのですが…

しかしFAXを送って直ぐに、オヤジさんから電話がかかってきて、
「この話は無かったことにしてくれ」と言われてしまいました(-_-;)

なんでも、オヤジさんは長年アパートの仲介をしているけど、文章(FAX)で交渉され
たことは始めてだそうで、こんなやり方をされたら恐くて、今後、安心して、取引が出
来ないと言ってきます。

どうやら僕はオヤジさん的には完全なクレーマーに認定されたようです(-_-;)

一方的にクレーマー扱いされても、僕も納得できなかったので、

家賃にしても、リフォームにしても、私は法外な要求をしていますか?
取引を止めたいとうのは、オヤジさんの意見ですか?それとも大家さんの意見ですか?


と問いかけました。

すると、内容は法外ではないがFAXで文章を突きつけられたのが納得いかない。
また、大家さんとの一切の交渉無に、オヤジさんが独断で交渉中止を決めたと言います。


これは交渉なのですから、僕としては「家賃が値引けないなら値引けない」と言ってもらえば
良かったし、リフォームも口約束ではなく、どこまでやるか、だだ明文化して欲しかっただけな
のですが、そこまでキッチリやるのは嫌だったようです。

僕も、非常に気分が悪く、本来なら、こちらから交渉を願い下げるところですが、この物件は、
僕の理想の立地でもあったし、家賃も現状の¥62,000でも十分リーズナブルでしたので、
今後の生活を考えると、一時の感情に任せて、交渉を中止することが出来ない状況でした。

そこで本意ではありませんが「FAXを送って気分を害してしまったことはお詫びします。FAX
は破り捨てて下さい。また、今後、法外な要求をする気もありませんし、家賃も¥62,000で
結構です。そして口頭で構いませんから、どこまでリフォームを行うかだけ、大家さんに確認し
て頂けませんか」とお願いしました。

そこまで言うと、さすがに強硬だったオヤジさんも、
渋々ながらも首を縦に振り、直ぐに大家さんに連絡してくれました。

ただ、その返事はと言うと、「世間一般で行う最低限のリフォームはさせてもらいますので、
安心して下さい」というもので、とても安心できる回答ではありませんでした(^_^;)

惜しい物件でしたが、流石に「ダメだこりゃ…」と思い、
僕は、仕方なく、他の不動産業者を当たることにしたのでした...

- 今回の件で思ったこと -

人間 対 人間のやり取りって難しいですね。僕には悪気はありませんでしたが、オヤジさんの
立場に立てば、お客から突然FAXが送られてきたことは凄くショッキングだったのかもしれません。
こんな奴とは取引したくないと考えるのも、今になって思えば少しだけ理解もできます。僕も、
最初に電話で話をした上でFAXを送るとか、違った対応の仕方もあったと思います。ブログには
オヤジさんのことを一方的に悪く?書いていますが、立場が違えば、モノの考えも違うので、
今となっては僕も反省しているということを綴っておきます。
  


Posted by トランクマ at 19:08Comments(2)連載モノ

2008年04月24日

引越屋が生まれて始めて引っ越しするまでの物語:その3

第一話
第二話



そして、ついにその時がやってきました。
不動産屋のオヤジさんとの初対面です。

約束の時間に物件に行くと、既にオヤジさんは道路沿いに立って僕達を待ち構えて
いました。多分、囲碁教室に1分1秒でも早く行きたいので、居ても立ってもいられずに
早めに来たのだと推測されます(笑)

でも破天荒な言動とは裏腹に意外と見た目は真ともです。←失礼(笑)
決して紳士とまでは言えませんが、ジャケットにスラックス姿の小ざっぱりした中小企業の
社長さん風のいでたちで、どんなオヤジさんかと身構えていた僕も肩透かしをくらった感じです。

挨拶もそこそこに早速部屋を見せてもらいます。ここは1つの物件の中に2DKと3DKの
部屋が混在しています。希望は3DKでしたが、まずは1階の2DKから見せてもらいました。

事前に聞いていた情報では築年数不明(推定30年?)・鉄筋コンクリート造り3階建て・
家賃は駐車場2台込みで2DKが¥55,000、3DKが¥65,000でした。実は前日に
電話でオヤジさん大家さんへの値下げ交渉を頼んでいたのですが、交渉の結果、家賃が
¥3,000下がり2DKが¥52,000、3DKが¥62,000となったようです。島田市の
相場としては築年数を考えると激安とまではいきませんが、RC構造で、駅まで徒歩3分
の立地を考えれば相当安い家賃です。

午後1時過ぎの真っ昼間なのに1階の角部屋前の通路は薄暗く「日当たりが悪そうだな~」
と思いながら部屋に入ると、案の定、部屋の中は薄暗くカビだらけ…更に掃除や原状回復
が一切行われておらず、壁紙の一部は剥がれてるし、とても住める状況ではありません。
察するに、前の入居者が退去してから数年は放置されたままの状況のようです。

オヤジさんもカビハウスなのでセールストークも弾む訳も無く適当に説明していました。
当然、印象は悪かったのですがエアコン付きで収納が多かったので、次の本命の2階
の3DKの部屋に期待しながら部屋を後にします。

2階に上がると1階とは打って変わって通路も明るく期待が膨らみます。

部屋に入ると、さっきと違って明るい!でも、掃除・現状回復されていないのは同じです…
更に全自動洗濯機を置くとトイレのドアが半分しか開けられない(2層式だとなんとか8割位
扉が開く)・玄関扉を開けると目の前に洗面台が有る(一応、目隠し扉はついていました)な
ど、生活するには不便だな~という感想です…

オヤジさんセールストークも少しは弾みましたが、決して新婚さん向けではない現状なの
をオヤジさんも察していたのか、はたまた囲碁教室に早く行きたいのかはわかりませんが
「違う物件も見てみる?」と、早く次の行動に移りたそうです。

まあ違う物件も見てみるのも良いかと思い次の物件に移動しました。ここは築15年程の
アパート2階建ての2階・プレハブ造り・3DK・駐車場2台・駅から徒歩3分で¥71,000
でした。家賃は相場並ですし、部屋もキレイで明るい雰囲気、周辺も閑静な住宅地です。

この物件ならオヤジさんのセールストークも、さぞ弾むと思いきや、あっさり東京醤油味ラー
メン状態で、もう、囲碁に行きたくて行きたくてしょうがない感じです(笑)。のっけからソワソ
ワしていて説明もそこそこに「また考えてみて下さい」と、全然ヤル気がありません(笑)。

あま今日は最初の内見ですし、最初から借りる気満々でも、この後の家賃交渉に響くので、
あっさりと帰ることにしました。オヤジさんはそそくさと囲碁教室に向かっていきました(笑)

オジサンと分かれた後、物件の感想を彼女と色々と話しました。

1件目の問題点は、物件が現状回復されていないので(契約後の回復)、実際に部屋がど
こまでキレイになるのか入ってみなければ分からないこと、トイレのドアが半分しか開かない
こと(爆)、玄関開けたら2秒でご飯ではなく洗面台があり、不意の訪問者の時に恥しいこと
位でしょうか?良い点は家賃が安いこと、駅に近いこと、コンビニや商店が近くにあること、
騒音・防音に強いRC構造であること・収納が多いことです。

2件目の問題点は家賃が7万円を超えること、国一にすんなり出難い立地(特に朝夕は激し
い渋滞)であることです。特筆する良い点もないのですが、全てが平均以上で物件自体に嫌
だと思うところはありませんでした。でも家賃は何としても駐車場2台込みで7万以下に抑え
なければなりません。これは今後の生活を考えると重要です。

彼女の方も色々と言いたい事はあるようですが、出来た人なので、基本的には僕の考え
を優先してくれてくれます。彼女の立場(若い女性の立場)からすれば1件目のボロ家より、
2件目でしょうが、僕の仕事上の利便性や家賃のこともあり、僕的には彼女に申し訳ない
気持ちもありながらも1件目の物件で交渉しようと心に決めたのでした。

さて、次回は1件目の物件の契約交渉となるのですが、ここで再びとんでもない行動に
オヤジさんが打って出ます!でも、僕も少し反省しなければならないかも…

いったい・どうなってしまうのか~!  


Posted by トランクマ at 20:05Comments(0)連載モノ

2008年03月17日

引越屋が生まれて始めて引っ越しするまでの物語:その2


第1話

さて、不動産屋のオヤジさんとの衝撃的出会いから数日後の土曜日、
いよいよ物件の内見をしたいと思い、再びオヤジさんに電話を入れました。

相変わらず電話に出る時に社名は名乗りませんでしたが、2度目なので心の
準備は出来ていました(笑)そして翌日の日曜日の午後1時に物件で待ち合
わせをする約束をして電話を切りました(本当は午前が希望でしたが、午前中
はオヤジさんが町内会の草刈で都合が悪いので午後しにて欲しいというので)。

しかし数分後に、オヤジさんの方から電話がかかってきて、またまた名乗りも
せずに開口一番に「トランクマさん・明日の時間だけど、町内会の草刈が雨なら
中止になるかもしれないから、雨なら午前でも大丈夫だよ」と言ってきました。
僕は彼女の都合もあるし、明日、雨が降るかも分からないのでので「午後1時
のままでお願いします」と言って電話を切りました。

翌日(内見当日)の午前中は友達と喫茶店で会ってお喋りをしていました。
お喋り中の午前11時過ぎに、またまたオヤジさんから電話があり「草刈が早く
終わったからお昼前でも内見できるよ」と言ってきます。昨日、午後1時で約束
したはずなのにこの始末です(汗)…「今すぐは無理です。約束通り午後1時で
お願いします」と言いいましたが、今度は「午後は囲碁教室に行きたいのでなん
とか早く来てくれないか?」と言って引き下がりません。

草刈の次は囲碁かよッ! by 三村ツッコミ(笑)

オヤジさんの囲碁の為に予定変更なんて有りかよッ! by ダブル三村ツッコミ(笑)

何回かの押し問答の後、結局は午後1時内見で決着しましたが、いかんせん、尋常
でないオヤジさんの言動に不安になってきました。でも、その物件に入るには、その
オヤジさんの不動産屋に仲介してもらうしか手がありません。物件への期待と、オヤ
ジさんへの不安をかかえつつも、僕は物件に向かって車を走らせたのでした。

そして第3話では、ついにオヤジさんの遭遇を果たします。

いったい・どうなってしまうのか~!

  


Posted by トランクマ at 22:45Comments(0)連載モノ

2008年03月11日

引越屋が生まれて始めて引っ越しするまでの物語:その1



私は引っ越しや運送を生業にしています。

今まで数え切れないほどのお客様の引っ越しを行ってきましたが、実は自分自身
は生まれてこの方、苦節?37年、一度も引っ越ししたことはありませんでした(汗)

しかし、この度、こんな私でも奇跡的に結婚することが決まり、それを期に、実家か
ら出ることになり、生まれて始めての引っ越しすることになり物件探しを始めました。

まず立地・家賃・広さなのど条件を決めて、ネットで調べたり、日頃から候補地付近
を通る度に、空き物件がないかキョロキョロ探していたところ、ある一つの物件が浮
上してきました。そこは、自分的には最高の立地条件だったので、家賃さえ条件に
合えば、その他のことが少々気に入らなくても入居する気満々で、その物件に貼って
あった不動産業者の看板を見て、さっそく電話してみました。

プルプルプル…
ガチャ

私が喋りだす前、開口一番に向こうから

業 : 平口さん?どうなった?

私 : … 一瞬何が起きたか理解できず黙る …

業 : 誰?

私 : えッ!?… 心の中で「誰って、そっちこそ誰だよ!」

私 : あ・あのアパートの件で電話したんですけどこの電話で宜しいですか?

業 : いいよ。なに?

きっと、業者のオジサンは平口さんからの電話を待っていたんでしょうね。
でも業務用の電話なら、電話に出る時は社名くらい名乗って欲しいよね…
そしてタメ口かよ!いきなり「誰っ!」て逆に聞かれても答えようがない(笑)

昔、いかりや長助がドリフ大爆笑でやっていた『もしもこんな店があったらシリーズ』
というコントがあったが、まさに、そのコントに出てきそうなアンビリーバボーな不動産
屋のオヤジさんとの出会いの瞬間であった。

ダメだこりゃー!(笑)

この後、更に信じられない言動を、この不動産屋のオヤジさんが次々に起こすの
だが、その続きは「CM2の後で」ではなく「その2」で書いていきます☆

いったいどうなってしまうのか~!byガチンコ風 ←古いッ! 



  


Posted by トランクマ at 22:04Comments(3)連載モノ