「人生が変わってしまった」22人の１人の保護者が心情を吐露
神田高校不適正入試問題 - 神奈川新聞11月26日 -

この記事の中で、母親が悔しそうに、こう語っています…

「息子もあの時入学していれば違った人生を歩んでいたはずなのに」

「違った人生」というのは、解釈の仕方次第では、大学に通ったり、大きな企業に
就職したり、公務員になって欲しかったと、言っているかのようにもとれます…

だた、そうすると、この母親は「人を学歴や職業で判断している」ことにもなり、結局、
この母親が「人を見た目で判断しないで欲しい」と訴えている相手「神田高校の渕野
辰雄前校長」と、似たり寄ったりの考え方の持ち主ということになってしまう…

母親が語った「違った人生」の真意は分かりませんが…

でも、紆余曲折あった息子も、今は鳶になって頑張っているし、今から、高校生をやり直
す気はないようですから、母親が息子の選んだ職業や生き方を、残念がったり否定して
いると取られかねない事をいうのは、極力避けたほうが良いと思います。

人の親というものは、理屈では無いんでしょうが、この母親こそが、人を学歴・職業・
見た目で判断しないで、息子が選んだ鳶の道を応援してあげて欲しいなと思います。

親でもない僕が、何を偉そうに言っても、ご託を並べているに過ぎない気もしますが…　



最後に、悲しいことですが、
多くの場合、人は見た目（学歴・職業・見た目含む）で判断します。

人は、キズ有り野菜とキレイな野菜が並んでいたら、キレイな野菜を買うはずです。
怒っている人と、笑っている人がいたら、笑っている人に道を尋ねると思います。

そういうことです…

でも、キズが有っても無くても味は変わらないし、
怒っていた人も１時間後には笑っているかもしれませんよね(^_^;)